トラサポ通信7月号

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気になるニュース

「酷暑乗り切り緊急支援」として、電気ガス料金が約1600円補助されます。また4万円の定額減税も実際始まってきました。

これらは主に、悪い円安により物価が上がることの対策として政府が実施していますが、円安の流れはまったく止まりません。そこに世界のトヨタまでもが型式指定申請で不正を起こしました。日本経済の競争力はますます低下してしまいます。

その一方、アメリカの景気はなかなか冷える気配がありません。新NISAの行先もほとんど外国商品に向かい、どんどん円が売られます。10年前とは経済構造つまりモノの流れが全く変わっている事実に向き合うことが必要です。

ドライバー教育道場

年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。

今回は事業用自動車の構造上の特性についてです。
トレーラを運転しないドライバーもトレーラの構造を知っておくことはとても大切です。
トレーラの全長は大型トラックよりも長くなり、16mとなれば4mも長くなります。追い越しや車線変更で想定より長い時間や距離が必要になります。また、トレーラはトラクタとトレーラが別々に動くのでカーブ時の挙動も違います。左カーブのときはトレーラの頭部分が大きく対向車線にはみだします。また右カーブのときは内輪差が大きいためにトレーラの最後部が対向車線にはみだします。狭いカーブですれ違うときは余裕をもって予測して、衝突しないよう注意が必要です。

コラム

ようやく梅雨になり毎日ジメジメしますね。でも梅雨なのに既に気温は33度に達します。猛暑に加えたこの湿度。今年は既に寝室のエアコンが稼働しています。人類が冷房無しで過ごすには暑すぎて文明の利器に屈服することにしました。