トラサポ通信8月号

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気になるニュース

7月25日に『自動物流道路のあり方 中間とりまとめ』が公表されました。ドライバー人材不足の中、物流を維持するために、政府は自動物流道路の導入を検討しています。

自動物流道路というのは高速道路の中央分離帯や地下深くにベルトコンベアのような設備を設けて、そこに荷物を載せて運ぶという未来のマンガのようなものです。

しかし、新秦野―新御殿場間で2027年度までに実験を行うという報道もありました。それを作るとなるとまたいずれのしかかる維持管理コストが怖いですが、日本の物流はそれほどまでに追い込まれているということでしょう。この先も目が離せませんね。

ドライバー教育道場

年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。

今回は貨物の正しい積載方法についてです。
荷物について出発時に正しく固縛するのはとても大切なことです。しかし、走行しているうちに少しずつ緩んでしまうかもしれません。

一般道路では4時間ごとに一度、高速道路では2時間ごとに一度、安全な場所に停車して固縛が緩んでいないかを確認しましょう。また、積荷はバランスよくすることが大切です。あまりに偏ると軸重違反になるかもしれませんし、偏っているとブレーキが効きづらかったり、左右どちらかにハンドルが取られてしまうということもあります。箱車で重心が高いとカーブ時に横転するリスクが上がります。慎重に積込みしていきましょう。

コラム

毎日35度を超える日が続いていますが体調管理は大丈夫でしょうか。長距離運転をする方はトイレを我慢するために水分補給を控える方もいるかもしれませんが、時間で決めてなどなんとか意識的に水分取るようにしていきましょうね。