トラサポ通信 1月号

目次

気になるニュース

日経新聞で「価格交渉拒否は独禁法違反、公取委が指針 賃上げ促す」という報道がありました。国交省のみならず公取・経済産業省・中小企業庁など網羅的に下請けの価格交渉をサポートしています。先日、この指針の説明会に参加しました。いつものとおり、荷主に対する具体的な強制策や罰則が無いので心もとないですが、注目すべきはその説明会の参加者には発注側企業がとても多かったことです。多くの発注側企業はお上に睨まれないようにアンテナを貼っています。運送会社としても原価計算は当然として指針の勉強をすることで交渉力が上がりそうな手応えは感じました。

ドライバー教育道場

年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。

今回は運転者の運転適性に応じた安全運転についてです。

3年に一度、すべてのドライバーに対して一般診断の受診が推奨されています。義務ではありませんがその効果は大きいです。客観的に自分の特性を見せられるのは耳が痛い反面、翌日から車間距離をいつも以上に気にしたりするのは皆さん経験あるのではないでしょうか。また、運転免許更新の動画も当たり前のことを言っていますが、その帰り道にはいつも以上に安全を意識することでしょう。一方、管理者の方は診断評価が低いとしてもそれを非難してはいけません。ドライバー自身がなにかを気づき、改善方法を共有すればそれでいいのです。

コラム

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。物価上昇と賃金上昇が日本で久しぶりにジワジワ実感してきましたね。今年からそれは更に加速すると個人的には思っています。企業も従業員も潤う世の中を期待します。